実務:要望を形にすることの難しさ(画面イメージの作成)

最近の実務では、実装はいったんストップで、
Adobe XDで画面のイメージを作成→お客様のフィードバック→修正、を行っています。

国語+日本語の先生の資格をもっているから、要望を理解することはきっと得意!
と思っていたけど・・・
そんなことはありませんでした。厳しい。

例えば今回私が担当したのは、検索条件の一覧にある項目を追加するというもの。
でも、お客様からは「○○という条件でも検索できるようにしてほしい。」だけで、
その項目をどのように今の画面に反映するかは、私が考えなきゃいけませんでした。

文言をどうするか、ラジオボタンで選択させるか、チェックボックスでチェックを付けるか。
最初は、チェックボックスで「〇〇を希望」という項目を追加することで、
「○○を希望している」人も検索できるようにする、という画面イメージを考えていました。

しかし、チームリーダーと相談した結果、
チェックボックスで「○○希望を含める」という項目を追加することになりました。


ここに落ち着くまでに、文言・表示位置・フォーム部品の種類など、3,4回修正がありました。


この新たに追加することになった「○○」という検索条件は、他の条件に付随するものだったから
「○○を含める」の方が自然なのでしょう。


たった1つの小さな要望であれど、既存機能とのバランス、その要望の目的、使用方法に
よく配慮する必要があります。


私が追加した、たった1つのチェックボックス
その奥深さを体感しました。


今はまだ言語の勉強で手一杯だけど、近々ユーザーの操作感とか導線の分かりやすさとか、
そういうものについても学習したいと思いました。